鳥篭のエヴァーグリーン Append selfDEMONizer mix

 さて。

そもそもあの懇談会は政治に関する意見を募る場であったわけです。ネットと政治と
いう主題でしたが、憲法改正国民投票もお題として上がっていましたね。その趣旨を
鑑みても、中核派革マル、極右、オウムの出席が求められるわけはない。結果的に
松永さんの行動は問題がなかったであろうという結論は出ても、アーレフ信者が
アーレフ信者として出席すべきものであったかといえば否でしょう。

2007-02-15

 ここで言われている事がいささか混乱していると言う事はまず指摘されるべきだ。
 というのは、そもそも「各団体の構成員だから」といった理由で参加者が募られた
 訳ではないからだ。つまり「出席が求められる訳はない」と言った事情で言うなら
 別にそれらの団体には限られない。どんな団体だろうとその団体構成員だからと
 言って参加資格を得る事にはそもそもならなかったはずだ。懇談会はブロガーを
 呼んだのだからだ。つまり、そのブログでは明らかにしていなかったが実際上は
 何らかの団体に所属していた事が後で露呈したような場合なら、別にそれら団体
 構成員が出席を求められる事もあっただろう。つまり、そもそも信者としての出席
 だったのかどうかが問題だし、あるいはそう「言う」べきなのかどうかが問題だろう。
 そして党が「信者だと知っていたら」というのは、そもそも「知ろうとしたか」どうか
 から問われなければならないだろう。つまり開催側の期待や関心がまず問題だ。
 その辺から考えて大した期待や接点が出来る見込みがあったと言えるだろうか。


 勿論「これから」の話に限定して松永氏の作業に期待すると言うなら話は解るが。


 また
 

むしろ「政界進出がむりだったので違法行為に走った」と認識されている
のだとしたら、別に政界進出でもなんでもなく、きちんとした政治
プロセスを踏んでアプローチするのは、逆に安全ではないかと思うのだが。

2007-02-11

 Ereni氏はこの文言を「松永氏の主張」だとし、それには「明確に問題」があると
 している。しかし、この文はどう読んでも「Ereni氏らがそう想定していたとしても」
 という仮定の話でしかない。つまりここに松永氏の認識を読んだとしても、それは
 単に「もしかしたらそんな風に思っているから今問題視されているのではないか」
 と言った辺りに留まらざるを得ないだろう。Ereni氏は自身「仮定の話」と注釈して
 文を書いてもいるのだが、それを単なる事実認識だと受け取っていいのだろうか。
 ましてや認識の根本的なところとか立脚点扱いする振る舞いが正しいのだろうか。

 
 そして

これだけ延々と続けていて、冷静でいろというのが現実的だと思いますか

2007-02-15

 この台詞は非常に欺瞞的なものだ。というのは、少なくとも、それと同じくらいには
 相手にもその疲労を認めなければならないのにEreni氏はそもそも「仮定で話す」
 事さえ認めてはいないからだ。その上でEreni氏は降りようと思えば降りられるが
 松永氏はまだそう簡単ではないだろう。それにも関わらずEreni氏は相手の疲労
 など視野に入れて行動出来ていないだろう。ていうか、そもそもそこへの突っ込み
 として書いたエントリを「読めていない」のに、なお自分はものを言おうとしている。
 その態度でどうやって現実を把握出来るのだろうか。その見込みはどこから来るの
 だろうか。あるいはその見込みも定かではないのに先走って喋り散らしていいのか。