はれときどきぶた

「ブタに人間の言葉が解ってたまるか!」

ZOMBIE POWDER 1 (1)
posted with amazlet on 07.01.03


 さて。
 この話だが本題はさておく。事実なら何でも書いていいって訳ではないのは当然の事。
 その上でそれらジャーナリストには「書くべきだと見なす判断」が重要になってくるという
 事。そしてその「書くべきだと言う判断」は、単に個人的なものだというよりはむしろ広く
 社会に共有される「べき」だとされている。つまりその書く際の姿勢であるとか書く際に
 想定されている対象の範囲がジャーナリストをジャーナリストたらしめるという言い方が
 まず妥当だろうと思われる。逆に言えば書いた内容が単に事実かどうかなどというのは
 ジャーナリストを定義する際に別に十分な条件ではない。そんなのはほとんど常識的な
 前提だろうし、あるいは法的な拘束からくる最低の限度であり、十分な条件じゃあない。
 プライバシーの侵害なんて問題については「はれぶた」にさえも書かれている事である。


 で。
 その辺はともかくとして、このエントリに付けられているコメントたちを野放図にするのか、
 それともあるいは「それが事実であるかどうかと言う最低限度の峻別」を要求するのか、
 というところは、実際、注視されなければならないだろう。何故ならそれは書き手である
 ブロガーの責任に関わるからだ。常識的に、オーナーはゲストを守らなければならない。


◆深夜追記:おっと
 「この話」としたリンクにリンク先を指定し損ねていたので改めて指定。