戦争と武闘伝

 2006-05-09 - ▼CLick for Anti War 最新メモ

 「ガンダムのプラモデル」+「君が代」のセットをファンに配った関智一
についての話。はてなキーワードで確認すれば解る事だが、氏と「ガンダム
との関連で言えば、そりゃあ「アレ」である。JOJOではなくGIOGIO
ってくらいの「G」である。アレがどんな話だったかと言う事を考えられると
いいのではないか。アレは地球をリングとしてガンダムで格闘すると言う馬鹿
話と言うだけじゃあない。アレは「代理戦争」ならぬ「戦争代理」なのである。
ドンパチやらかすよりも「ゲーム」という発想の元にファイトが行われていた
設定の話である。同種の発想ならかつて島本和彦氏の「インサイダーケン」
ハイリー・コンドルが呟いているが、煎じ詰めるとソフト・パワーによる戦争
回避策なのだ。勿論作中でそんなゲームの舞台にさせられる地球の姿がどんな
風だったのかというところはあるが、ここではそれはおいといてもいいだろう。
重要な事は、ソフト・パワーに託して問題解決を図ろうとする方向性だからだ。


 つまり「君が代」は「ガンダムにこそ相応しい」のかも知れない。知らんが。