共通IDによる悪罵抑止について

 http://d.hatena.ne.jp/cafe_maru/20060425#1145980848
 
 
 主に「自分の管理外」に対する効果が問題になっていると思えるけれど、
まずは「責任の空白」がなくなるというところが大きいのではなかろうか。
つまり、IDによって書いた人が手繰られるか、あるいはサービス提供者
からの肩代わりを受けるかに関わらず、ともかく「誰かの」責任が問える
仕組みになるはずなので、行き過ぎに対するブレーキを生むはずだろうし、
何より、仮に「ブレーキが利かなかったとしても」野放図にはならないと
言う点が肝要かと。また、現状で特定仮名さえ使うのを厭って不特定名で
書き込みをする向きがあると言うところから考えても、問題があった時に
特定され「うる」と言うところは一定の抑止になるのではなかろうか、と。


 勿論


 それが直接的に「悪罵禁止」というほどには実効的ではないのだろうな
と言うところは思えるけれど、それはむしろ「そうでなければ」バランス
的に危ういのではなかろうか。ある程度「問題にしうる」ほどがいいかと。

 
 何より

 
 批判的コメントを集めるだけであれば、別にそれが悪質なものだという
事もないのだろうし、むしろ要点をうまくまとめる事が発展に寄与する事
だったありそうな気がする。isedの議事録でも小倉氏より他の参加者の方
こそコメントスクラムに着目しているように読めた。勿論それは何らかの
風評に当てられたのだろうと思えるけれど、問題が少しズレていたような。