「言葉尻つかまえないでよな、オリコーさん!」

 荒木飛呂彦先生「ジョジョの奇妙な冒険」46巻

 東方仗助が逃げ込んだ他人の家を覗いていた吉良にイチャモンを付けた
隣の暇人が言う台詞。「人の敷地に入って」とつい言っちまったところを
不満げな表情の吉良にこう切り返す。ちなみにこいつは下着で爆破される。



 下のエントリの余談。世の中には想像を絶する誤読というものが存在する。
形式的には「Aならば」「Bはよくない」という話を受けて「Bはいけない
とは何事か」みたいな返し方があったりする。例えば共通ID制についての
「他人から訴えられるような状態ならば」「匿名のままでいてはいけない」
と言う話に対して、単に「匿名がいけないとは何事か」みたいにいう向きが
あったりした。勿論これは「批判をされる方にとって」「匿名がよくはない」
というレベルまで段階的にあったりするから仕方のないところもありはする
だろうけど。勿論ここで「よくはない」というのは批判される方限定の話だ。