「時には昔の話を」

 安倍の某が損得を越える価値を教えたいとか言って家族や地域や国家を大事にするっつーかさせるっつー教育を目指したいとかなんとか。今さらヘーゲル主義という訳でもあるまいに。というか別に義務教育ならざっと哲学史をするくらいしか無理なんじゃあないかという気がしてならない。個々の教員らがいきなり今までしてなかった倫理教育に対応出来るんだろうか。倫理教育そのものは要ると思うがコレはダメだろう。


 もっとも、コレの委員会とかにまともな学者たちが招かれたりすればそこからマシになる場合もあるが、
学者がそういう政治をする点には引っ掛かりもある。本来はそうした政治と当の学的領域での仕事の混同がなされてはならないという理屈は解るが、何か犠牲を探しだすドス黒さがある。