「クラッシュ」と「トーキング・ヘッド」

 http://d.hatena.ne.jp/matsunaga/20060912#1158015053


 さて。


 松永氏からのトラックバックについて。肝心なところで勘違いがあるようだ。
というのは、結局psycho78氏の言動について吟味していない松永氏が当の同一
人物説問題全体における自分の位置を解るはずがないからだ。その位置づけは
全てが明らかにならなければ解るものではないし、松永氏はそれを解ろうとも
まだしていないはずだ。それにも関わらず、氏は自分の位置づけを無害な位置
であると即断してしまっている。たとえば以下の発言がその事を物語るだろう。

 psycho78の問題は、彼と勘違いした人たちの
問題であり、私はその舞台になったにすぎない。


 だが
 実際のところ、一方のpsycho78氏の言い分しか聞かないままに他方の側へと
訂正を迫れば、氏は、舞台にしても十分雄弁な舞台装置になってしまうだろう。
訂正を求めようとする判断がすでに一方への接近を現実的には意味してしまう
からだ。そしてその「判断」について、改めて問われる事だって当然ありうる。

 
 例えば
 松永氏はpsycho78氏の方への事実確認の有無に関してはまるで問題にしては
いなかった訳だが、現実的に言って「問題にされた」対象の方から事実に接近
してゆくのは当然である。たとえ「同一人物説」の検証のためだとはいっても
「psycho78氏の側ではなく」松永氏の側に疑いを吹っかけにいけばそれだけで
すでに失礼な話にもなる。事実の確認は隠密に騙し討ちで行うのでない限りは
psycho78氏の側から接近して行く事にならざるをえない。そしてその方法さえ
現実的には限られている。というのは「psycho78」というはてなIDとそれを
使用した当人を繋げるには、隠密に騙し討ちでするのでない限りは、ある種の
ダメージと引き換えにでもしなければならないだろうからだ。そうでなければ
企業としてのはてながそんな許可をだすはずもない。そして勿論、常識的には
そんなやり方での「事実確認」など望ましいものではない。それは自他の間に
問題を起こす事でより大きな問題を解決しようという荒療治以外の何でもない
からだ。その上で、しかし現実的にはその方面に全く足を踏み入れていないと
言う事もないのだ。そのダメージについて松永氏は知らないまま、相手を非難
してしまっている。それは事実から少しだけ足を踏み外し気味の発言であろう。


 つまり

 「psycho78にだまされヽ(´ー`)ノたぁ」

 というのは、松永氏もそう思って初めて有効になるものではないかと思うが。
僕は「松永氏からpsycho78氏への指示」を問題視していたのではなくて、その
逆の線が隠密に騙し討ち式になされていないか、あるいは松永氏がその辺りを
十分に警戒してきたのかどうかをさしあたりの問題にしている。操作の下劣さ。