Echoes 3 FREEZE

期限はとりあえず設けないこととしますが、少なくとも松永さんとの、冷静な意思
疎通の環境が整ったと判断するまでは、この問題に関して、言及しません。

誰の命もベットすることはできない - AnotherB

 こう書いていたたった五日後に下のように書かれては、さて、このどちらかを信じるか
 という選択よりもそのどちらをも信じるべきでないとする感情が湧いてくる事になるが
 こうした下らない前言撤回が事をややこしくする一方だと言う事は理解すべきだろう。
 この場合の前言撤回には理由が添えられておらず、さほど意味があるとも思えない。
 そしてそもそもそんな程度で解除されるものを「凍結」とは到底呼べないはずである。

なお、足並みをそろえての、「休戦措置」については私は難しいと考えて
いますし、また黒崎さんの賛同が得られない限り意味がないと考えています。

凍結を解除します - AnotherB

 ともあれこのエントリでは「凍結」に具体性を与えてゆく詰めを行ってゆく事にしよう。

ブラックジャックによろしく

  

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但し、彼を精神的に追い詰めているものは、私でもBig Bangさんでもない。恐らく、
黒崎氏でもエレニ氏でもない。彼自身の心の内にある、甘えや責任転嫁だろう。
松永さんには、「わかったつもり」だけのことが多すぎるように感じられてならない。

http://hoffnungenlied.cocolog-nifty.com/kaizen/2007/02/post_364f.html#more

 ここでりーと氏は常識的な意見を言ったつもりだそうだ。だがこの話は馬鹿げている。
 というのも、この話が個人の内心深くに関する話であるにも関わらず、その話をする
 ための環境整備について、全く無関心なままだからだ。そこでの方法がたとえ心理
 学的に正しかろうともそれをそのまま発言するだけで現実をどうこう出来ると考えて
 いい訳ではないのだ。神の手を持つブラックジャックが無菌カプセルも張らずオペを
 するだろうか。ましてや素人かそれに毛の生えた程度のが同じ真似をして許される
 道理がどこかにあるのだろうか。りーと氏の話は単に話の中身として正しいだけだ。
 逆に言うと、それは行動として別に正しい訳じゃあないだろう。その発言から現実の
 舞台を捨象して初めてそれは正しさを得る訳だ。そしてこの現実の舞台においては
 通りがかりの半可通でさえ説教じみた発言を考えなしに投げつけうる安易さがある。
 そこにおいてはヤブ医者でさえメスを持つ事が許される。だがそれは別に正しくない。


 無論、だから転地が望ましいと言うのなら正論だが、それならばまずそれを実行する
 ため、具体的で現実的な準備から始めなければならない。口で勧めるだけで何かが
 解決に向かう訳ではないからだ。お気楽なアドヴァイスはむしろ害悪だと知るべきだ。
 

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定義をしろといわれる事が、私に要らぬ事ばかり書かせることになっているのは
見ていてお分かりのはずである。書きながら当人への負担や周囲への影響を
理解しなかったわけではない。もう少しうまいやり方もあったのかもしれないが、
私にはそれができなかったし、好きで繰り返し言及していたわけではない。

2007-02-26

 そして今「とりあえず全員少し発言をやめる事」を求められているのだが、こういった
 言い訳をしながら書き続けるところをまずはどうにかすべきだ。うまく書く事もやめる
 事も出来ないなら、そもそも書かせるべきでなかったという事にしかならないからだ。
 何を書くべきか書くべきでないのか解らないと言うのも惰性以外の何なのだろうか。
 そういったハンドリングの甘さがあるのだから「わざとぼかして書いた」とか言っても
 納得なんて得られないだろう。少なくとも「苛烈になった」だの「私に要らぬ事ばかり
 書かせる」という言い方が自律からかけ離れているところをまずは深く自覚すべきだ。

「奪うのはほんの一瞬 でも守るのはずっとだ」

 

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アイス氏はあれ以来どこにも出てこないので、調停の意志はないものと思われる。
売文氏は戸惑いつつも、基本的に数日間の空白期間をその条件として設ける
ことだけでよいだろうと言っている。これは妥当な条件だと思われる。

http://d.hatena.ne.jp/eshek/20070220#p1

 さて。
 このeshek氏のエントリだが、いくつかの点で間違いがある。というのは、この文中で
 でてくる僕の判断と言うものに根拠がないからだ。僕は「数日間の空白期間」といった
 指定などしていない。そしてそれをしていないだけではなく、それが妥当だとも思って
 いない。数日程度など空白とも凍結とも呼べない。殊にこの場合は呼ぶべきでもない。
 何故ならここで求められる空白や凍結は心を休めるためだからである。たった数日の
 凍結で心が休まる訳もあるまい。その数日にさえ確約がある訳でもない。勿論全ての
 参加者たちから同意を得ている訳じゃあない。そんな程度で意味があるとは思えない。


 止まるのでもなく進むのでもなく、ましてや終わりを告げると言う訳でもなしに、じりじり
 続くその状況で、休まる事などまずありえまい。その空白には気紛れよりも現実性が
 あるべきなのだ。気紛れなのかと疑う心を払えるほどに確かな意志がそこに要るのだ。
 今後もずっと奪われたりなどするはずないと再び信じて貰えるように確かな意志がそこ
 には要るのだ。意志が示され守られ続ける必要がある。だから終幕はまず宣言を必要
 とする。そしてその宣言を保持し続けるために一旦場の仕切り直しが必要になるだろう。
 言っちゃなんだが、現状で宣言が出されたとしても少なくとも僕などはそれを信じる気に
 全然ならない。現実的にはその宣言から持続性がやがて奪われたり失われるだろうと
 思っている。だから今の場合、生半可な宣言は逆効果だ。三つだけ記憶出来る生活の
 ように何度も繰り返し無意味さを刻み込むだけにしかならないだろうと思われるからだ。


◆関連エントリ(↓)

 これら至極当然の事からして、ネット上で何らかの問題解消を試みている
限り、そこに第三者の介入があったとしてもそれを責めるべき理由はまるで
ないと言う事になる。そもそもネット上ですべきじゃあないからだ。この事は
単純に「伝言ゲーム」という単語を知っていれば当然に推測出来る事である。
つまり第三者介入に文句付ける前に問題の拡散を座視した事の方を責める
べきであって、それは重要な問題に人を巻き込まないという当然の事である。

ブログ/ジャーナリズムについて - 売文日誌


◆ほぼ同時刻追記:おっと
 書き忘れたが、そもそもアイス氏の提案に「悪意ある編集」が含まれている事自体参加
 者全員での問題凍結措置の現実的な見込みを物語るが、ま、それとその必要性とは別。